インドの詳細
インドの基本情報
通貨
通貨はインド・ルピー。
言語
公用語はヒンディー語と英語。
(インド人全員が英語を話せるわけではない)
宗教
ヒンドゥー教徒80%、イスラム教徒14%。
ビザ
インド入国にはビザが必要。
日本人は空港でアライバルビザが取得可能。
対象は以下の6空港のみ。
- デリー
- ムンバイ
- チェンナイ
- コルカタ
- ベンガルール
- ハイデラバード
アライバルビザはダブルエントリーで、滞在可能期間は60日。
手数料は2000ルピー。または、同等の外貨。
パスポートの残存有効期間6か月以上が必要。
陸路入国の場合は事前のビザ取得が必須。
2014年に、観光ビザ電子発給制度(TVoA-ETA(Tourist Visa on Arrival enabled with Electronic Travel Authorization))が導入され、
2015年に一旦アライバルビザは廃止されたが、
2016年にアライバルビザの制度が復活した。
世界遺産
- アジャンター石窟群
- エローラ石窟群
- アーグラ城塞
- タージ・マハル
- コナーラクのスーリヤ寺院
- マハーバリプラムの建造物群
- ゴアの教会群と修道院群
- カジュラーホーの建造物群
- ハンピの建造物群
- ファテープル・シークリー
- パッタダカルの建造物群
- エレファンタ石窟群
- 大チョーラ朝寺院群
- サーンチーの仏教建造物群
- デリーのフマーユーン廟
- デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群
- インドの山岳鉄道群
- ブッダガヤの大菩提寺
- ビームベートカーの岩陰遺跡
- チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧ヴィクトリア・ターミナス駅)
- チャーンパーネール・パーヴァーガド遺跡公園
- 赤い城の建造物群
- ジャイプルのジャンタル・マンタル
- ラージャスターンの丘陵城塞群
- グジャラート州パータンのラーニー・キ・ヴァーヴ(王妃の階段井戸)
- ビハール州ナーランダーのナーランダー・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の考古遺跡
- ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(ほか6か国と共有)- (2016年)
- アフマダーバードの歴史都市
- ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群
- ラジャスタン州のジャイプル市街
- テランガーナ州のカーカティーヤ・ルドレシュワラ(ラマッパ)寺院
- ドーラビーラ : ハラッパー文化の都市
インドのお祭り
ホーリー
カラーパウダーを投げ合うお祭り。
インドの豆知識
破れた紙幣
インドでは、両替所で換金したときや、買い物のおつりでボロボロの紙幣を渡されることがある。
破れている紙幣は受け取りを拒否されることが多いので、自分も受け取らない方がいい。
うっかり受け取ってしまうと、支払いに使えず財布の中で眠り続けることになる。
シーク教
ヒンドゥー教から派生した宗教の1つ。
頭にターバンを巻いている。
インド人はすぐにゴミを捨てる
身なりの綺麗なお金持ちでもゴミをポイ捨てする。
歩きながら果物の皮をポイ。
バスの中でポテチを食べて、食べ終わったら空袋を窓からポイ。
インド人のYes/Noジェスチャー
インドでは、YesとNoのジェスチャーが似ている。
どちらも首を左右に動かすので、初心者には見分けるのが難しい。
インド人のYesのジェスチャーpic.twitter.com/6MrV6qVjW8
— にゃんぷん (@nyanpunz) August 26, 2021
Yesのジェスチャー
正面を向いたまま、頭を左右に傾ける。
(小首をかしげるような仕草)
Noのジェスチャー
顔を左右に振る。
日本のNoと同じ動き。
インド人の夕食の時間
21時とか22時が夕食の時間。
夕方に軽食を食べてチャイを飲むので、夕食は遅めに。
ダウリー(dowry)
結婚の持参金。
結婚するときに娘の父親が、新郎に多額のお金や貴金属・電化製品などを送る。
年収の20倍~30倍が相場。
ダウリーが足りないと、娘が結婚相手の家でいじめられる。
また、結婚するときに村人全員に服をプレゼントする。
「娘が3人居ればマハラジャでも破産する」と言われる。
(マハラジャ=富豪)
1961年にダウリーを禁止する法律ができたが、この習慣は今もなくなっていない。
田舎の貧しい家庭では、女の子が生まれるとすぐに殺してしまうことも……
そういった地域では男女の出生率が明らかに偏る。
ガート(沐浴場)
下痢のときの注意事項
インドに来た人は99%下痢になる。
下痢のときは、安易に下痢止めを飲んではいけない。
下痢止めを飲むと菌やウィルスが体外に排出されないので危険。
現地の薬局で売っている抗生物質入りの胃腸薬が効く。
宿の人に相談すると教えてもらえるはず。
食中毒にも潜伏期間がある。
インドを数週間旅して平気だったのに、別の国に移動してから急激な下痢に襲われることもある。
インドの乗り物
インド人はワキガが多い。
長距離バス・列車で隣席がワキガのインド人だとつらい。
リキシャ(rickshaw)
人力車。
座席のついたカゴを人間が引っ張る。
語源は日本語の「人力車」
サイクルリキシャ
自転車で、座席のついたカゴを引っ張る。
後から「もっと金をよこせ」と言われる
オートリキシャ
電動の三輪車。
リキシャの自転車部分がバイクに変わったような感じ。
バス
長距離バスに乗りたいが、1日に1本しかないバスが満席のような場合がある。
そういうときは、どうしても乗りたいと運転手に頼み込むと、席を融通してくれる場合がある。
既に着席しているインド人が、運賃を割引してもらう代わりに通路に座り込んだり、屋根に移動したり。
空いた席に外国人旅行者を座らせる。
列車
インドの長距離移動の基本。
40時間、2泊3日で乗車しっぱなしなんてこともよくある。
遅延が多い。
出発時点で10時間遅れなんてこともある。
夜行列車に乗る予定が、出発は朝になってからようやくというのも珍しくない。
「自分の乗る列車はこのホームであっているのか?」
「もしかして既に発車していて、自分だけ取り残されたのでは?」
とドキドキしながら、夜通し起きているのは疲れる。
何度もホームが変更になることがあるので、アナウンスが流れたら注意、周りの人が移動を始めたらついていく。
同行者がいると幾分気がまぎれる。
長距離移動の前には日本人宿などに泊まりパートナーを探そう。
トイレは床に穴があいているだけ。
排泄物は線路にそのまま落ちる。
盗難や睡眠薬強盗が頻発する。
寝ている間にバックパックを丸ごと持っていかれる事件もよく起こる。
バックパックはワイヤーで柱にくくりつけロックをしておく。
寝台列車だと靴もよく盗まれる。
眠るときは靴をビニール袋に入れ、枕元(通路側ではない位置)に隠す。
靴を盗まれると、牛糞・人糞だらけのインドの道路を素足で歩くことになり危険。
生理的な不快感だけでなく、病気になる可能性が高いので、インドで素足は本当に危険。
インド・長距離移動の所要時間
都市間の移動で長距離バスや長距離列車を使うときの、乗車時間まとめ。
インドの物価
インドの日本人宿
バラナシ
- サンタナ・バラナシ
- 久美子ハウス
- フレンズゲストハウス(Friend's Guest House)
- ガンガーフジホーム
- (閉店)ルドラゲストハウス
- (閉店)トリムルティゲストハウス(Trimurti Guest House)
- (閉店)プシュカルゲストハウス(Puskar Guest House)
デリー
- サンタナ・デリー
- ホテルパヤル(Hotel Payal)
- (閉店)ウパゲストハウス(UPHAR Guest House)
コルカタ
- パラゴン
- (閉店)サンタナ・コルカタ
プリー
- サンタナ・ロッジ
- ホテル・サンタナ
- Hotel Love and Life
ヴァシシュト村
- (閉店)ネギペイイング・ゲストハウス(Negi Paying Guest House)
インドの治安
人口10万人あたりの殺人件数は3.1件(日本の10倍)。