ビザなし滞在可能日数、ビザが必要な国一覧(アジア)

日本人がビザなしで入国できる国の滞在可能日数、事前のビザ取得が必要になる国のまとめ。

韓国

日本人はビザなしで90日間まで滞在できる。

ただし、K-ETA(Korea Electronic Travel Authorization)による事前申請が必要。
申請手数料は10,000ウォン(約1,000円)。
申請後、24時間以内に入国許可・不許可の結果がメールで届く。
許可が出れば2年間有効で、期間内の再渡航はK-ETAを再申請する必要はない。

K-ETAは2021年5月から始まった制度。

モンゴル

日本人はビザなしで30日間まで滞在できる。
(平常時)

2020年11月時点で、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、短期滞在でもビザの取得が必要。
入国後に指定施設で21日間の隔離。

北朝鮮

原則として入国不可。

ただし、北朝鮮政府指定の旅行代理店でツアーに申し込むと24時間監視付きで入国は可能。
ガイド兼監視員に連れられて指定の場所を巡ることはできるが、自由行動は不可。

シンガポール

日本人はビザなしで3か月まで滞在できる。
ただし、入国時にはパスポートに14~30日間のスタンプが押される。

スタンプの期限を越えて滞在する場合は、ICA(Immigration & Checkpoints Authority)からオンラインで延長が可能。

シンガポール、滞在期間延長の仕方

ICAのページを開く。

VISITORをクリック。

Extend Stayをクリック。

Apply Onlineをクリック。

Apply For Extensionをクリック。

後は、Yes/Noの質問に答えたり、パスポート番号を入力していくだけ。

タイ

日本人はビザなしで30日間まで滞在できる。

陸路での入国は年2回まで。
(1月1日にリセットされる)

2014年、ビザラン対策のため、陸路入国2回までの制限ができた。
ビザランとは、出入国を繰り返すことで滞在期間をリセットする行為。
30日ごとにビザランをして、延々とタイに滞在し続ける人がいたため取り締まりを強化した。

ベトナム

日本人はビザなしで15日間まで滞在できる。

30日以内にベトナムへ再入国する場合は、ビザの取得が必要。
その場合、空港でVRビザの取得が可能。

  • VRビザ、15日間、45ドル

ただし、ベトナム入国前にいた国に戻りベトナムへ再入国する場合は、VRビザが下りないので注意。
(同じ国の間を行ったり来たりするのは禁止)

在ベトナム日本大使館・ベトナム出入国情報

ラオス

日本人はビザなしで15日間まで滞在できる。

現地人のみ利用可能で外国人利用不可の国境があるので注意。

ミャンマー

日本人はビザなしで30日間まで滞在できる。
(2020年9月30日までの期間限定)

ミャンマーの軍事クーデーターと、新型コロナウイルスの影響で、今後も査証免除が継続されるかは不透明。

国名 ビザ アライバル 外務省・大使館など
カンボジア 必要 外務省・安全対策基礎データ(カンボジア)
東ティモール 必要 外務省・安全対策基礎データ(東ティモール)

カンボジア

入国にはビザが必要。

空港、陸路国境でアライバルビザが取得可能。

  • Tビザ(観光査証)、30日間、30ドル
  • Eビザ(一般査証)、1年間、35ドル

Tビザは電子申請も可能だが、37ドルと割高。

東ティモール

入国にはビザが必要。

空港でアライバルビザが取得可能。
30日、30ドル。

陸路国境(Batugade)でも、ルール上はアライバルビザの取得が可能。
しかし、入国目的などを詳しく尋問され、結局はビザが下りない場合もある。
インドネシアから陸路で入国する場合は、事前のビザ取得が望ましい。

入国時点でパスポートの残存有効期限が6か月以上必要。

国名 ビザ ビザなし
滞在期限
外務省・大使館など
モルディブ 不要 30日間 外務省・安全対策基礎データ(モルディブ)

モルディブ

日本人はビザなしで30日間まで滞在できる。
入国審査でホテルの予約確認書や滞在費の提示を求められる場合がある。

インド

インド入国にはビザが必要。

日本人は空港でアライバルビザが取得可能。
対象は以下の6空港のみ。

  • デリー
  • ムンバイ
  • チェンナイ
  • コルカタ
  • ベンガルール
  • ハイデラバード

アライバルビザはダブルエントリーで、滞在可能期間は60日。
手数料は2000ルピー。または、同等の外貨。

パスポートの残存有効期間6か月以上が必要。

陸路入国の場合は事前のビザ取得が必須。

2014年に、観光ビザ電子発給制度(TVoA-ETA(Tourist Visa on Arrival enabled with Electronic Travel Authorization))が導入され、
2015年に一旦アライバルビザは廃止されたが、
2016年にアライバルビザの制度が復活した。

スリランカ

入国にはビザが必要。

渡航の24時間前までにETA(Electronic Travel Authorization)から申請する。

ETAの場合、

  • シングル、30日、35ドル

申請にはクレジットカードが必要。
申請後、24時間以内にメールで承認通知が届く。
承認通知を紙に印刷し、入国審査時に提出する。

空港でアライバルビザも取得可能だが、ETAよりも割高。

  • シングル、30日、40ドル

また、ETAを事前取得していないと航空会社によっては搭乗を拒否される場合がある。

パスポートの残存有効期間6か月以上が必要。

出国用の航空券が必要。

ネパール

空港や陸路国境でビザの取得が可能。

  • 15日、30ドル
  • 30日、50ドル
  • 90日、125ドル

(米ドルの現金が必要)

パスポートの残存有効期間6か月以上が必要。

陸路国境の場合は、顔写真1枚が必要。
(タテ45mm、ヨコ35mm)

バングラデシュ

入国にはビザが必要。
空港・国境でアライバルビザの取得が可能。
アライバルビザでの滞在期間は最長30日。
入国地と異なる場所から出国する場合は、出入国管理事務所で事前にRoute Change Permitを取得する必要がある。
(平常時)

2020年9月現在、新型コロナウイルス対策の一環として、現在はアライバルビザの発給停止。
ビザの取得と陰性証明書(英語)の提出が必要。
入国後は自宅やホテルで14日間の自主隔離が必要。

パキスタン

入国にはビザが必要。
空港到着時にアライバルビザがあるが、日本商工会議所等からの推薦状及びパキスタン投資局からの推薦状が必要になるなど、一般旅行者向けのものではない。

ブータン

入国にはビザが必要。
ブータン大使館での申請は不可。
ブータン旅行の取り扱いがある旅行代理店を通じて申請を行い、入国後も現地ガイドが常時同行する形となる。
つまり、ツアーのみが許可されていて、自由旅行は不可。

外務省・安全対策基礎データ(ブータン)

  • 最終更新: 2021/09/17 09:26