アルゼンチン料理

アルゼンチンは牛肉が有名。

安くておいしい牛肉が普通のスーパーで買える。
部位別で値段が異なる。
部位ごとに細かい名称があることからも、肉へのこだわりが伺える。

アサード
Fig. 1: アサード

パリージャ(Parrilla)ともいう。

アサードとは、スペイン語で「焼かれたもの」の意味。
パリージャとは、スぺイン語で「グリル」の意味。

アルゼンチンで「アサード」や「パリージャ」と言えば、牛肉を炭火で焼いたもの、つまりはステーキやばバーベキューのこと。

  • ビフェ・デ・チョリソ(サーロインステーキ)
  • ビフェ・デ・ロモ(ヒレステーキ)

など、部位ごとで細かい名前がついている。

ビフェ・デ・チョリソ(サーロインステーキ)
Fig. 2: ビフェ・デ・チョリソ(サーロインステーキ)

サーロインステーキ。
サーロインというのは、牛の背中(腰)の部位。

ビフェは、スペイン語で「ステーキ」の意味。
チョリソは、スペイン語で「ソーセージ」の意味。

なぜか、「ビフェ・デ・チョリソ」だと「サーロインステーキ」のことを指す。

アルゼンチンでは、
「チョリソ」を注文すると、「ソーセージ」が出てくる。
「ビフェ・デ・チョリソ」を注文すると、「サーロインステーキ」が出てくる。

エンパナーダ
Fig. 3: エンパナーダ

スペイン風ミートパイ。

ひき肉などの具材をパンで包んで油で揚げたもの。

見た目は三日月状で、大き目の餃子みたいなヒダヒダがついている。

スペインや南米など、スペイン文化圏全域でよく食べられる。

チョリパン
Fig. 4: チョリパン

チョリソーをカリカリに焼いて、パンにはさんだサンドイッチ。

チョリソーとは、唐辛子などの香辛料を効かせた辛いソーセージ。

ビタミンやミネラルが豊富。
高地で野菜が育ちにくい南米では貴重な栄養源。

苦い。

ボンビージャという金属製のストローで飲む。
先端がシャワーヘッドみたいに穴があいているので茶葉を吸わずにお茶だけ吸える。

ワインが安くておいしい。

  • 最終更新: 2021/09/17 09:26