アルメニアの観光地まとめ

アルメニアの首都。

エレバンの西20km。

「エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」として世界遺産になっている。

西暦301年に建設。

アルメニア教会の総本山。

☆☆☆ロンギヌスの槍(Lance of Longinus)

エチミアジン大聖堂、ロンギヌスの槍
Fig. 1: エチミアジン大聖堂、ロンギヌスの槍

キリストを磔にしたときにキリストの脇腹を刺した槍。

エチミアジン大聖堂の宝物館に収蔵されている。

修道女フリプシメという女性のお墓の上に立つ教会。

フリプシメは、アルメニアの国教がキリスト教となるきっかけになった女性。

フリプシメは、アルメニア王トゥルダト3世に求愛される。
王はキリスト教徒ではなかったので、フリプシメは結婚を断る。
その結果、フリプシメは処刑され、キリスト教徒は迫害される。

その後、王は病気になる。

囚われていたキリスト教布教者グレゴリウスを開放すれば病気が治るという夢を見る。
その通りにしたところ、王の病気が治る。

その後、王はキリスト教に改宗、国教をキリスト教にした。

フリプシメとともに殉教した聖ガヤネのために建てられた教会。

紀元前680年頃に建てられた聖堂跡。

エレバンから東に30km。

エレバンからゴクト行のバスに乗り、ゴクトからゲガルド修道院を目指す。

ゲガルドとは、アルメニア語で「槍」の意味。

ロンギヌスの槍は、ゲガルド修道院で発見された。

「ゲガルド修道院とアザト川上流域」として、世界遺産になっている。

エレバンから日帰りで行ける。

ゲガルド修道院への行き方

市バスでガイ・バス停へ

エレバンの中心部から、5番や73番のバスに乗り、エレバン郊外のメルセデス・ベンツへ行く。
運賃100ドラム。

メルセデスベンツの道路を挟んだ向かい側に、ガイ・バス停がある。

帰りは、ガイ・バス停の反対車線から、53番や55番のバスに乗ると、エレバン中心部へ行ける。

マルシュルートカでゴクトへ

266番か284番のマルシュルートカがゴクト(Goght)に行く。
ゴクトが終点なので、乗り過ごしは気にしなくていい。
運賃250ドラム。
所要時間40分。

マルシュルートカは満席になったら出発するタイプの乗り物。
乗り合いバス。

ゴクトの1つ手前の村がガルニ(Garni)村。

徒歩でゲガルド修道院へ

ゴクトの村からゲガルド修道院へは4km。
車道を徒歩で1時間。

運が良ければヒッチハイクできる。
アルメニアでヒッチハイクをすると、基本的には親切で乗せてくれるだけなので、お金は請求されない。

タクシーだと2,000ドラム。

帰りも、徒歩またはヒッチハイク。

マルシュルートカでガルニへ

ゴクトからガルニはマルシュルートカがある。
運賃100ドラム。

エレバンからゴクトへ行くときの、ゴクトの1つ手前の村。

1世紀に建てられたヘレニズム様式の神殿。
太陽神ミトラを祀っっている。

☆ストーン・シンフォニー(symphony of stone)

ガルニ渓谷、ストーン・シンフォニー
Fig. 2: ガルニ渓谷、ストーン・シンフォニー

自然に形成された六角柱の珍しい岩が密集している。

アルメニア最大の湖。

セヴァン湖で獲れたチョウザメと、キャビア(チョウザメの卵)がエレバンの市場で売られている。

アルメニア北部の町。

「ハフパット修道院とサナイン修道院」が世界遺産になっている。

10世紀からあるアルメニア教会の修道院。

ハリハトス聖堂

サナイン修道院の中核をなす聖堂。
ドーム建築。
10世紀に建てられた。

アストヴァツァツィン教会(Astvatzatzin Church)

ハリハトス聖堂と廊下で直結する教会。
934年に、東ローマ帝国から逃れてきた僧によって建設された。

大図書館

ハリハトス聖堂の北東に位置する。
1063年に建てられた。

会堂

4本の柱からなる会堂。
会議、教育、宗教儀式に用いられた。
1181年に建てられた。

アラヴェルジの隣町。

ハフパット修道院(Haghpat Monastery)

991年に建てられたアルメニア教会の修道院。

聖ニシャン聖堂

修道院の中で一番大きい建物。
991年に建設。

聖グレゴリウス教会

1005年に建設された教会。
ドーム屋根が特徴。
両側にの聖堂は1257年に増築されたもの。

ハフパットの聖十字架

11~13世紀にかけて刻まれた十字架。
聖十字架はアルメニア各地の教会で見られるが、ハフパットの聖十字架がもっとも有名。

毎年10月にワイン祭りが行われる。

  • 最終更新: 2021/09/17 09:26