スペインの観光地まとめ

スペインの首都。

マドリードから南西に70km。

ラ・マンチャ地方の丘の上に築かれた城塞都市。

ラ・マンチャとは、スペイン語で「乾いた大地」の意味。
赤茶けた大地が広がる。

3方をタホ川に囲まれ、防衛に優れる。

16世紀、トレドはスペインの首都だった。

街全体が世界遺産。

「スペインに一日しかいられないときは、迷わずトレドに行け」といわれるほど、狭い範囲に見どころが詰まっている。

旧市街への入り口。
ムーア様式。

1559年、アロンソデコバルビアスによって建てられた。

旧市街への入り口。
ムデハル様式。

ゴシック建築。

待ち針の聖母
Fig. 1: 待ち針の聖母

アルフィレリトス通りにある聖母ドロローサの祭壇。

アルフィレリトスとは、スペイン語で「針」の意味。

ここに待ち針をお供えすると恋が実るという言い伝えがある。
16世紀、戦争に行った恋人の無事を祈り毎晩お祈りをし、恋人が無事に帰ってきたという話に由来する。

アルフィレリトス通りに、鉄格子付きの窓があり、そこから手を入れて祭壇の前に針を置く。

ドン・キホーテの風車
Fig. 2: ドン・キホーテの風車

マドリードから南に150km。

『ドン・キホーテ』の舞台となった田舎街。
『ドン・キホーテ』は、1605年、セルバンテスが書いた小説、および主人公の名前。

ドン・キホーテが風車を巨人と見間違え戦いを挑むという有名なシーンがある。
そのモデルになった風車がいまも残っている。

スペイン北東部にある港町。

スペイン第2の都市。

サグラダ・ファミリア
Fig. 3: サグラダ・ファミリア

100年以上前から作り続けているが未だに完成していない巨大な教会。

世界遺産。

中はエレベーターがあったりと、普通の近代的な建物。

期待し過ぎるとがっかりするが、定番中の定番なので抑えておきたいスポット。

ピカソ美術館、ゲルニカ
Fig. 4: ピカソ美術館、ゲルニカ

ピカソの作品を集めた美術館。

毎週木曜日は無料開館日。
予約なし、チケット購入なしでピカソの作品を鑑賞できる。
ただし、人気なので入場するのに1時間程度行列に並ぶ。

『ゲルニカ』の本物がある。
高さ3.49m、幅7.77mの巨大な絵であることは、意外と知られていない。

グエル公園
Fig. 5: グエル公園

アントニオ・ガウディが手掛けた公園。

トカゲのオブジェが有名。

カサ・ビセンス
Fig. 6: カサ・ビセンス

アントニオ・ガウディが手掛けた個人住宅。

カサ・バトリョ
Fig. 7: カサ・バトリョ

1906年、アントニオ・ガウディが手掛けた個人住宅。

屋根のドラゴンが特徴。

現在は博物館になっている。

グラナダとは、スペイン語で「ザクロ」の意味。

アルハンブラ宮殿とバーホッピングが有名。

イスラム教の要素が多く残る街。
8世紀から始まった「レコンキスタ」。
レコンキスタとは、イスラム教が支配するイベリア半島をキリスト教徒が取り戻す運動。
1492年、キリスト教がグラナダを落とすことでレコンキスタは終了。
つまり、イスラム勢力の残党が最後に籠城したのがグラナダの街。

アルハンブラ宮殿
Fig. 8: アルハンブラ宮殿

森の中にある中世の宮殿。

彫刻を施したムーア人の王座の部屋。

噴水のある回廊の中庭。

世界遺産。

ヘネラリーフェ
Fig. 9: ヘネラリーフェ

1100年代に建てられたイスラムの離宮。

豪華な庭園には様々な花が植えられ、緑の迷路がある。

世界遺産。

アルバイシン
Fig. 10: アルバイシン

グラナダの北側にある丘陵地帯。
坂、階段が多い。

中世ムーア人が統治した時代の建築が残る。

世界遺産。

グラナダのバーに入ると、ビールが3ユーロくらい。
そして、ドリンクを頼むとタパスという小皿料理が1つ無料でついてきます。

タパスは生ハムだったり、サンドイッチだったり、コロッケだったり、お店によって内容が違います。
お店ごとの自慢の料理を提供している場合が多いです。

タパスはお通しのようなものなので、ビールをおかわりしても2皿目のタパスは出してくれません。

というわけで、ビールを1杯飲んでタパスを1つ食べては、2軒目、3軒目とはしご酒をしていきます。
このお店をどんどん移る様子をホッピングと呼びます。

宿に帰ってから、あそこのお店のタパスがおいしかった、あのお店のタパスは豪華だったみたいな感想を話したり、別のグループからおすすめのお店の情報を聞くのも楽しいです。

グラナダから北西に160km。

アンダルシア地方の古い街。
夏場は気温が40度を超えることもあり、「アンダルシアのフライパン」の異名を持つ。

古代ローマ帝国の都市として発展。

その後、8世紀~13世紀にはイスラム王朝の主要都市として繁栄。
最盛期は10世紀頃で100万人の人口を誇った。

イスラム教とキリスト教の建築が入り混じる古都。

現在の人口は32万人(2018年)。

メスキータ、円柱の森
Fig. 11: メスキータ、円柱の森

イスラム教、ムーア建築の大聖堂(モスク)。
8世紀の建築。

「円柱の森」と呼ばれる856本の円柱が特徴的。

13世紀に街全体がイスラム教からキリスト教に切り替わり、メスキータもキリスト教の教会に変わった。

パティオとは、スペイン語で「中庭」の意味。

コルドバでは、各家庭にパティオがある。

毎年5月にはパティオコンテストが開かれ、各家のパティオの美しさを競う。
コンテストが開かれている1か月間は、観光客もパティオを見学できる。

スペイン人が普通に暮らしている空間を見学できる貴重な機会。

セビージャ、セビーリャとも呼ぶ。

マドリード、バルセロナ、バレンシアに続く、スペイン第4の都市。

アンダルシア西部。
フラメンコ発祥の地。

『セビリアの理髪師』の舞台でもある。
『セビリアの理髪師』は、フランスの劇作家ボーマルシェの戯曲。
ロッシーニの曲が有名。

街中をグアダルキビル川が流れる。

夏は最高気温が40度まで上がる。
地元の人はシエスタ(長い昼休み、お昼寝タイム)を取り、午前中と夕方の比較的涼しい時間帯に活動する。

セビリア大聖堂
Fig. 12: セビリア大聖堂

ゴシック様式の巨大な大聖堂。
「後世の人々があきれるほど大きな建物にしよう」と建てられた。

ムーア様式の鐘楼が有名。

コロンブスの墓がある。

世界遺産。

ヒラルダの塔
Fig. 13: ヒラルダの塔

スペインルネサンス様式のミナレット。

塔頂部にある鐘楼は後から付け加えたもの。
ゴシック様式とバロック様式が融合している。

アルカサル宮殿
Fig. 14: アルカサル宮殿

ムーア様式の王宮。

華やかなアーチや、タイルが多用されているのが特徴。

噴水のある庭園。

ムリージョ庭園
Fig. 15: ムリージョ庭園

コロンブスの新大陸発見500年記念碑がある。

セビリア、スペイン広場
Fig. 16: セビリア、スペイン広場

大噴水が有名な広場。

黄金の塔
Fig. 17: 黄金の塔

1220年頃に建てられた城壁塔。

黄金の塔という名前だが、石造り。
見た目も金色ではない。

1900年頃に建てられた石橋。

トリアナ橋
Fig. 18: トリアナ橋

イザベル2世橋(Puente de Isabel II)とも呼ばれる。

19世紀に建てられたアーチ状の橋。

レトロな雰囲気の屋内市場。

野菜、肉、ハム、お惣菜などの食料品全般を売っている。

エンパナーダなど軽食を買って食べ歩きもできる。

運河の西側のエリア。

工房などが集まる下町。

運河の東側のエリア。

観光資源は主にこちら側に集まる。

スペイン東部の海岸線にある港湾都市。

トマティーナに行くときの拠点になる町。
トマティーナの会場となるブニョールは小さな町なので、ブニョールの宿を確保するのは難しい。

湿地帯。

トマティーナの会場となる町。

人口9000人の小さな町に、お祭り期間だけ4万人の観光客が詰めかける。

バレンシアから西に40km。

スペイン南部の海岸線にある港湾都市。

ビーチリゾート。

  • 最終更新: 2021/09/21 10:59