トリエステの観光地まとめ

フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の州都。

北イタリアの東の端。
スロベニアとの国境が近い。

トリエステとは、ラテン語で「商業の都」の意味。
オーストリア、ユーゴスラビアなどの統治を経て、イタリア領になったのは1954年から。

トリエステは、別名「風の街」。

冬になると「ボーラ」という北風が吹く。
風速47mの強風で、電車や車が飛ばされることも。

街中にはあちこちに手すりがあり、ボーラが吹いたときはこれにつかまる。

ウニタ広場
Fig. 1: ウニタ広場

海沿いにある広場。

市役所が入った古い建物や、カフェなどに囲まれている。

四大陸の噴水(Fountain of the Four Continents)

四大陸の噴水
Fig. 2: 四大陸の噴水

ウニタ広場のシンボルとなる噴水。

1751年、オーストリアの女帝マリア・テレジアの命で造られた。
当時のトリエステはオーストリア領。
内陸国オーストリアで唯一の港として重要視され、資金をかけて街が整備された。

サン・ジュスト城
Fig. 3: サン・ジュスト城

15世紀~17世紀にかけてオーストリア皇帝によって建てられたお城。

高台にあり、展望台からはトリエステの街が一望できる。

19世紀に建てられた、トリエステで一番大きいカトリックの教会。

聖スピリディオーネ・セルビア正教会
Fig. 4: 聖スピリディオーネ・セルビア正教会

18世紀に建てられたセルビア正教会。

トリエステのコーヒー消費量は、イタリアの全国平均の2倍。

カフェが多い。

Fig. 5:

クルミやドライフルーツの餡がつまった渦巻き状のパイ。

トリエステ名物。

Grotta Gigante
Fig. 6: Grotta Gigante

トリエステから北に10kmの郊外。

世界最大級の鍾乳洞。
850mの奥行きがある。
洞窟内で一番広い空間は、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂がすっぽり入る大きさ。

この鍾乳洞は7000万年前かけて形成されたもの。
7000万年前は海底だったため、鍾乳洞の壁には貝の化石などが埋まっている。

  • 最終更新: 2021/10/08 15:43