トリノの観光地まとめ

ピエモンテ州の州都。

16世紀、サヴォイア家の築いたサルディーニャ王国の首都。
1861年、イタリア統一により、サヴォイア家のヴィットリオ・エマヌエレ2世が初代イタリア国王に。
イタリア建国時、トリノがイタリアの首都だった。

2006年、冬季オリンピックの開催地。

サヴォイア家の王宮群が世界遺産となっている。

トリノ王宮やマダーム宮殿などがある広場。

トリノ王宮(Palazzo Reale di Torino)

トリノ王宮
Fig. 1: トリノ王宮

サヴォイア家の王宮群の1つ。

世界遺産。

サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂(Cattedrale di San Giovanni Battista)

15世紀に建てられた大聖堂。

聖骸布(せいがいふ)を保管している。

聖骸布(Holy Shroud)

聖骸布
Fig. 2: 聖骸布

キリストの遺体を包んだといわれる聖遺物。
布にキリストの顔が浮かび上がっている。

公開されているのはただのレプリカ。
本物は数年に1回くらいのペースで特別なイベントのときのみ公開。

マダマ宮殿(Palazzo Madama)

マダマ宮殿
Fig. 3: マダマ宮殿

古代ローマ時代の砦跡に、14世紀、アカイア家の宮殿を建てた。

世界遺産。

現在は博物館として利用されている。

ガレリア・スバルピーナ
Fig. 4: ガレリア・スバルピーナ

1873年につくられたアーケード。

1階はカフェやショップ、2階以上は住居になっている。

ドイツの哲学者ニーチェが、このガレリアの4階のアパートに暮らしていた。

サンカルロ広場
Fig. 5: サンカルロ広場

町の中心にある広場。
17世紀に造られた。

バロック様式の建築が並び、カフェなどが入っている。

「トリノの応接間」と呼ばれる。

中央に、16世紀のサヴォイア公、エマヌエレ・フィリベルトの騎馬像がある。

モーレ・アントネリアーナ
Fig. 6: モーレ・アントネリアーナ

1863年に建てられた塔。

高さ168m。

トレノのシンボル。

中は国立映画博物館。
世界で一番高い博物館といわれている。

パラティーナ門
Fig. 7: パラティーナ門

1世紀に建てられた古代ローマ城門の遺跡。

初代ローマ皇帝・アウグストゥスや英雄ジュリアス・シーザーの像がある。

ヨーロッパ最大級の青空市場。

5万平方メートルの敷地に、700軒の屋台が並ぶ。
食料品、衣類、雑貨など。

黒魔術の聖地。

中世のトリノでは黒魔術の研究が盛んだった。
周辺にタロットカードなどを販売する魔法ショップがある。

死の天使

死の天使
Fig. 8: 死の天使

スタトゥート広場の中心にある噴水像。

19世紀、フランスとイタリアを結んだ「フレジュス鉄道トンネル」の記念碑。

天使がトンネル工事事故の犠牲者を引き連れている。

白魔術のスポット。

入り口前に盃を持つマリア様の像がある。
マリア様の視線の先にキリストの聖杯が隠されているという言い伝えがある。

サッカー・セリエAの名門チーム。

ユベントスの本拠地はトリノ。
トリノには、「ユベントス」「トリノ」の2つのサッカーチームがある。

  • 最終更新: 2021/10/08 15:16