フィレンツェの観光地まとめ
フィレンツェ(Firenze)
花の都。
フィレンツェの名は、花の女神フローラ(Flora)に由来。
旧市街全体が世界遺産。
イタリアルネッサンス発祥の地。
14世紀~15世紀、豪商メディチ家が支配、発展した。
メディチ家は、その財力でたくさんの芸術家を育て、ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどを輩出した。
街中をアルノ川が流れる。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)
ドゥオーモ(Duomo)とも呼ばれる。
ドゥオーモとは、街で一番大きい教会のこと。
大聖堂とほぼ同じ意味。
高さ107m、直径42mのドーム型の丸天井が特徴。
フィレンツェのランドマーク。
13世紀に着工され、140年かけて建設された。
最後の審判(Giudizio universale)
シニョリーア広場(Piazza della Signoria)
ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)
13世紀に建てられた宮殿。
シニョリーア広場にある。
外壁には銃窓があり、要塞化されている。
かつては、メディチ家の居城として使われた。
ヴェッキオとは、イタリア語で「古い」という意味。
昔、コジモ1世が住んでいたが、コジモ1世がピッティ宮殿に移り住んだときに、旧館という意味で「ヴェッキオ宮殿」と呼ばれるようになった。
現在は市役所として利用されている。
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
中世に造られたアーチ形の橋。
建築家ヴァザーリが設計。
現在のものは1345年に再建されたもの。
アルノ川の北側と南側を結ぶ。
アルノ川の北側はメディチ家が建てた豪華な建物が並ぶ。
アルノ川の南側は、下町エリア。
ヴァザーリ回廊(Corridoio Vasariano)
ヴェッキオ宮殿からヴェッキオ橋を通り、ピッティ宮殿まで続く、長さ1kmの空中回廊。
1565年、メディチ家のコジモ一世が作らせた。
メディチ家専用の通路で、人に会うことなくヴェッキオ宮殿からピッティ宮殿まで直通で行ける。
現在は美術館になっていて、廊下の両壁に絵画が展示されている。
ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
1559年、コジモ1世の命で、建築家ヴァザーリが設計したもの。
ウフィツィとは、「役所」や「オフィス」のような意味。
当時は行政機関がこの建物に入っていた。
現在は美術館になっていて、ルネッサンス期の絵画を数多く展示する。
サン・ロレンツォ聖堂(Basilica di San Lorenzo)
メディチ家礼拝堂(Cappelle Medicee)
新聖具室(Sagrestia Nuova)
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella)
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella Firenze)
13世紀からある、世界最古の薬局。
世界中からあらゆる素材が集まり、当時は絵の具の調合なども薬局の仕事だった。
薬草を漬け込んだリキュールなどを販売しているので、おみやげにちょうどいい。
フィレンツェのバーでは、これらのリキュールを使ったカクテルがある。
7人の盗賊(Aceto Aromatico dei Setti Ladri)
17世紀、ペストの薬として「7人の盗賊」という酢が作られた。
現在もこの薬局で販売中。
オルトラルノ(Oltrarno)
アルノ川の南側のエリア。
下町。
オルトラルノとは、イタリア語で「アルノ川の向こう側」の意味。