西サハラの詳細

実質的な通貨はモロッコ・ディルハム。

主な言語はハッサニア語(アラビア語)。
スペイン語やフランス後もある程度通じる。

イスラム教。

一部地域はモロッコの延長として入国可能。
所々に検問所があり、モロッコ軍が越境管理をしている。
パスポートのコピーを事前に用意しておき渡す。

一部地域は日本の外務省から
危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」
が出ている。

なし。

西サハラとは、サハラ砂漠の西端、モロッコ・アルジェリア・モーリタニアに囲まれたエリア。

1976年まではスペイン領だった。

スペインが領有権を放棄後、サハラ・アラブ民主共和国が樹立される。
しかし、現在は実質的にモロッコの占領下にある。

西サハラのうち、サハラ・アラブ民主共和国が機能しているのは3割程度。
残りの7割はモロッコに不法占拠されている。

首都ラユーンもモロッコに占領されている。
ラユーンヘは、モロッコ側からモロッコの延長として訪問可能。

モロッコの占領しているエリアと、サハラ・アラブ民主共和国の境目には、モロッコ軍によって築かれた砂の壁があり、周辺は地雷原となっている。

サハラ・アラブ民主共和国の支配地域に行くには、アルジェリアのティンドーフで入域許可をもらい、アルジェリアから陸路で入る。

主な観光資源は、砂漠と海。

西サハラを自転車縦断した人のnote(2020年)。
西サハラ、存在しているのに存在しないことになっている空白地帯

都市間の移動で長距離バスや長距離列車を使うときの、乗車時間まとめ。

西サハラ・長距離移動の所要時間

食べ物・宿代・交通費などのまとめ。

旅費の参考に。

西サハラの物価

モロッコとサハラ・アラブ民主共和国が領有権を争う紛争地域。
紛争エリアは地雷原があり命の危険を伴う。

海岸沿いはモロッコが実行支配しており、ビーチリゾートになっている。
リゾート地の治安はモロッコと同等。

1991年に国連の仲介により、モロッコとサハラ・アラブ民主共和国間で停戦協定が結ばれていた。
しかし、2020年11月、モロッコが軍事行動を開始したため停戦は終了。
今後の治安の悪化が懸念される。

外務省・安全対策基礎データ(西サハラ)

  • 最終更新: 2021/09/17 09:26