アルジェリアの観光地まとめ
アルジェ（Algiers、Alger）
アルジェリアの首都。
人口391.6万人。
街並みがきれいでカフェなども多く、「北アフリカのパリ」と呼ばれる。
アルジェのカスバ（Kasbah of Algiers）
カスバとは、アラビア語で「城塞」の意味。
アルジェリアには複数のカスバがある。
アルジェのカスバは旧市街の一角にあり、世界遺産になっている。
アルジェ郊外
ティパサ（Tipasa）
アルジェから西に80km。
ティパサとは、アラビア語で「荒廃した都市」の意味。
古代ローマの遺跡群が残っている。
世界遺産。
オラン（Oran）
アルジェリア第2の都市。
人口146.8万人。
港町。
アルベール・カミュの小説『ペスト』の舞台になっている。
コンスタンティーヌ（Constantine）
アルジェリア第3の都市。
海岸線から80km南下した内陸部の街。
ムシラ (M'Sila)
ベニ・ハンマド要塞（Al Qal'a of Beni Hammad）
ムシラの北東36km。
標高1,000m、盆地の斜面にある。
1007年、ハンマード・イブン・ブルッギンによって建てられた城塞の遺跡。
ハンマード・イブン・ブルッギンは、アルジェの建市者ブルッギン・イブン・ジリの息子。
ジェミラ（Djémila）
ジェミラとは、アラビア語で「美しいもの」の意味。
古代ローマ時代の遺跡。
劇場、集会場、寺院、バシリカ、アーチ、街路、住居群などが残っている。
世界遺産。
バトナ (Batna)
ティムガッド（Timgad、Thamugadi）
バトナの南東36km。
西暦100年頃にトラヤヌス帝によって建設された古代ローマの植民都市。
碁盤目状に区画整理されている。
長い間、砂に埋もれていたため保存状態が良い。
「アフリカのポンペイ」と呼ばれる。
ムザブ（M'Zab）
アルジェの南600km。
- ガルダイア (Ghardaïa)
- ベニ＝イスガン(Beni-Isguen)
- エル＝アットゥフ(El-Ateuf)
- メリッカ (Mélika)
- ブヌラ(Bounoura)
などのオアシス都市の集合体。
ムザブの谷（M'Zab Valley）として世界遺産になっている。
ガルダイアには空港がある。
ジャーネット（Djanet）
アルジェリア南東部、シリアとの国境近くの街。
タッシリ・ナジェール（Tassili n'Ajjer）
タッシリ・ナジェールとは、アラビア語で「水の多い土地」の意味。
いまは砂漠だが、昔は水があった。
サハラ砂漠にある全長500kmの山脈。
2万個以上の壁画が残っている。
一番古い壁画は1万2000年前に描かれたもの。
壁画には人間や動物が描かれており、かつては水があり、動物が暮らしていたことが伺える。
世界遺産。
タッシリ・ナジェールへの行き方
アルジェから、ジャーネットのティスカ空港へ飛行機で飛ぶ。
ジャーネットからタッシリ・ナジェールへは車。
タッシリ・ナジェール到着後は、徒歩で散策。
タマンラセット（Tamanrasset）
アルジェリア南部、サハラ砂漠にあるオアシス都市。
空港がある。
アセックレム高原やタハト山に行くときの拠点の街。
アセックレム高原（Assekreme）
ホガール（アハガル）山地の中心エリア。
標高2,780m地点に展望台がある。
ランドクルーザーのゆなオフロードカーで行ける。
タハト山
アルジェリアの最高峰。
標高2,918m。
ホガール山地にある。
ティミムーン（Timimoun）
砂漠の中のオアシスの街。
赤壁の古い家が並ぶ。