ベネチアの観光地まとめ
ベネチア(Venezia)
ヴェネツィア、ヴェネチア、ベネチアなど表記ゆれがある。
ベニス (Venice)とも呼ばれる。
ベネチアはイタリア語、ベニスは英語での呼称。
人口26万人。(2017年)
「アドリア海の女王」「水の都」などの異名を持つ。
120以上の島が400以上の橋でつながる、まさに水上都市。
「ベネチアとその潟」として世界遺産になっている。
車は街中に入れない。
仮面カーニバルが有名。
秋から冬にかけて、高潮により街が冠水する。
漫画『ONE PIECE』のウォーターセブンのモデルになった街。
(アクアラグナで街が冠水する。仮面舞踏会が開かれている。)
リベルタ橋(Ponte della Libertà)
イタリア本土とベネチアを結ぶ橋。
1933年に建てられた。
ジョジョの奇妙な冒険の第5部で、ジョルノたちがギアッチョ(氷使い)と戦った場所。
サンタ・ルチア駅(Stazione di Venezia Santa Lucia)
鉄道駅。
リベルタ橋でイタリア本土と繋がっている。
ここからパリやミュンヘン行の国際列車も出ている。
サン・シメオン・ピッコロ教会(Chiesa di San Simeon Piccolo)
1700年代に建てられた教会。
ドーム型の屋根が特徴。
サンタ・ルチア駅に降り立つと、運河を挟んだ向かい側に見える。
カナル・グランデ(Canal Grande)
ベネチアの街中を走る大運河。
全長4km、幅は30~70m。
S字型をしていて、ベネチアの街を2分する。
カンナレージョ(Cannaregio)
サンタ・クローチェ(Santa Croce)
スカルツィ橋(Ponte degli Scalzi)
1934年に建てられた、アーチ形の石橋。
カンナレージョとサンタ・クローチェをつなぐ。
サンタ・ルチア駅に着くと、まず最初に渡る橋。
サン・ジャコモ・ディ・リアルト教会(Chiesa di San Giacomo di Rialto)
リアルト橋(Ponte di Rialto)
16世紀に建てられた屋根付きの石橋。
長さ48m、幅が22m。
運河にかかる橋の中で一番大きい。
橋の上にお店が並ぶ。
アカデミア橋(Ponte dell'Accademia)
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica di Santa Maria della Salute)
17世紀、ペストの沈静化を願って建てられたバロック様式の教会。
運河沿いにある。
サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)
9世紀に建てられた教会。
11世紀に改築され、ビザンツ様式の豪華な作りになった。
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)
鐘楼は高さ100m。
9世紀に見張り台を建てたのが起源。
16世紀にいまの形になり、20世紀に再建。
広場として整備されたのは12世紀。
かつてナポレオンが「世界一美しい広場」と称賛した。
1645年、ベネチアにヨーロッパ初のコーヒーが入ってくる。
(コーヒーの起源はアフリカのエチオピア)
コーヒーを出すお店、世界初のカフェは、このサン・マルコ広場に登場した。
サン・マルコ時計塔(Torre dell'Orologio)
1499年に建てられたルネサンス様式の時計塔。
正午になると鐘が鳴る。
ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)
ゴシック様式の宮殿。
昔はここで裁判などが行われた。
ため息橋(Ponte dei Sospiri)
渡り廊下。
ドゥカーレ宮殿で裁判を受け、有罪となった囚人が監獄へ移送されるときにため息をつきながら渡ったことに由来する。
サント・ステファノ教会(Chiesa di Santo Stefano)
16世紀に建てられた教会。
ピサの斜塔のように、鐘楼が傾いている。
ムラーノ島(Murano)
ガラス工芸で有名。
ベネチアングラスはベネチアのおみやげとして人気。
ブラーノ島(Burano)
リド・ディ・ヴェネツィア(Lido di Venezia)
リド島。
1971年の有名な映画『ベニスに死す』の舞台。
毎年9月に行われるベネチア国際映画祭の会場。
ゴンドラ(gondola)
ベネチアの手漕ぎボート。
移動手段、貨物の輸送手段として、いまもベネチアの運河を走っている。
モエケ(Moeche)
ソフトシェルクラブ。
春に脱皮したての小さいカニを捕まえて食べる。
脱皮したては甲羅が柔らく、殻のまま食べられる。
フライにしたり、パスタの具材にしたり。
通りの名前
ベネチアでは、どんなに細かい路地にも必ず名前がついている。
また、道の種類ごとに呼び名が変わる。
たとえば、お店の住所が「Fondamenta Savorgnan」(サヴォルニャン通り)となっていたら、運河沿いの通りにあるお店だとすぐわかる。