フィレンツェから南に80km。
人口5.4万人の小都市。
旧市街が世界遺産。
「シエナの赤」と呼ばれる赤レンガで統一された街並みが美しい。
坂道が多く、平たんな道がほとんどない。
イタリア最古の銀行がある。
シエナの旧市街は17のコントラーダに分かれる。
コントラーダとは、自治会や町内会のようなもの。
イモムシ、サイ、ヒョウ、亀など、それぞれのコントラーダには動物をシンボルにした名前が付けられている。
コントラーダごとに教会があり、お祭りで競い合ったり、コントラーダ間の対抗意識が強い。
カンポ広場で行われる競馬のお祭り。
12世紀から続く伝統行事。
毎年7月2日、8月16日の2回開催。
カンポ広場に土を敷き詰め、広場を3周する距離1,000mのレース。
コントラーダ対抗。
優勝したコントラーダは、伝統的な衣装を着てパレードを行う。
1325~1348年に建てられた石塔。
高さ102m。
シエナの街のシンボル。
塔の上部だけが白くなっており、王冠のような形をしている。
王冠部にある鐘楼は、聖母マリアに捧げられたもの。
塔の上から街を一望できる。
1220年頃着工、200年かけて建造された白黒大理石の教会。
赤レンガの街並みの中で、この建物だけが白黒の縞模様なので目立つ。
ロマネスク様式とゴシック様式の融合。
普段は内部を公開しておらず、1年で2か月間だけ公開される。
旧市街の北側にある門。
シエナ駅から歩いてくると、最初に出くわす旧市街の入り口。
16世紀に建てられた、バロック様式の宮殿。
1561年~1563年に、メディチ家のコジモ公爵が建てた要塞。
入場無料。